PacketixClientの設定
仮想LANカードの作成
仮想LANカードを作成します。
ウインドウ下半分の領域で右クリックすると、プルダウンメニューが表示されるので、『新規仮想LANカードの作成』をクリックします。
仮想LANカードの名前を聞いてくるので、例えば VPN1 と入力して[OK]をクリックします。
仮想LANカードが作成されました。
接続設定の作成
Packetix VPN Server への接続設定を作ります。
『新しい接続設定の作成』をダブルクリックします。
任意の接続設定名を指定し、Packetix VPN Serverへの接続情報を入力し[OK]をクリック。
任意の接続設定名の行で右クリックし、接続をクリック。
状態欄が「オフライン」から「接続完了」に変わりました。
再度、接続設定名の行で右クリックし、スタートアップ接続に設定をクリック。
[OK]をクリックします。
プライベートIPアドレスの割り当て
プライベートIPアドレスの割り当ては、TeraTermで行います。
例として、192.168.1.8を割り当てる手順を示します。
まず現状を確認しておきます。
TeraTermで以下を入力します。
もしVPN Clientサービスが起動されていない場合は起動しておきます。
/usr/local/vpnclient/vpnclient start[Enter]
先ほどツールで作った仮想LANアダプタの状態を以下のコマンドで確認します。
ifconfig -a vpn_vpn1[Enter]
IPアドレスは割り当てられていません。
WinSCPで、次のフォルダのifcfg-から始まるファイルを複製します。
/etc/sysconfig/network-scripts/
複製するファイル名は、ifcfg-vpn_(仮想LANカードの名前)となり、今回の例では ifcfg-vpn_vpn1 となります。
複製したファイルを開いて、以下の内容を入力し、保存します。
- 入力する内容
- DEVICE=vpn_vpn1
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=”none”
IPADDR=192.168.1.8
NETMASK=255.255.255.0
TeraTermで以下を入力します。
ifdown vpn_vpn1[Enter]
ifup vpn_vpn1[Enter]
再度確認してみると
ifconfig -a vpn_vpn1[Enter]
プライベートIPアドレスが割り当てられていることが確認できました。
試しにブラウザでプライベートIPでアクセスしてみると..
プライベートIPでアクセスできるようになりました。