2009年8月末日、突然の会社からの呼び出し。実は、そのとき自宅待機を命ぜられて自宅にいました。
当時勤めていた会社は、コンピュータソフト開発の受注や技術者の派遣を主業務としているどこにでもある中小企業です。私は派遣要員として勤務していました。はっきりいって三次請けの会社なので、この不況のあおりを受けて、派遣契約終了の嵐で、次の派遣先が決まらない社員がどんどん増えていました。派遣先が決まらない場合、有無を言わさず自宅待機を命じられます。私もその一人で、7月ぐらいから自宅待機をしておりました。
自宅待機中にも何人かリストラに遭った人がいまして、自分が入社してから2年経ちますが、調べたら50人以上は去っているという出入りの激しい会社でした。
明日はわが身かとも思い内心おびえながら待機していましたが、それが現実のものとなるのでした。